ウィーラースクール シンポジウム in TOKYO なぜ子どもたちに自転車教育が必要なのか ~ヨーロッパから来た子ども向け自転車教育に学ぶこと~

 この度、下記日程にて、ウィーラースクール シンポジウム in TOKYO なぜ子どもたちに自転車教育が必要なのか ~ヨーロッパから来た子ども向け自転車教育に学ぶこと~と題した、シンポジウムを開催いたします。

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 近年、自転車が関係する交通事故の増加や、マナーの問題などが表面化。道路交通法の改正やその運用の見直し、また自転車レーンの設置などのインフラ整備などが社会的にも急務とされています。そして、よりその効果を上げるためにも、自転車に関連する教育の充実もあわせて取り組むべきであると言われていますが、こうした教育を体系的に行っている機関は国内を見渡してもほとんど見かけないというのが実情です。
 今回は2003年以降、関西を拠点に子ども自転車教室を全国に広めるウィーラースクールジャパンの活動や全国で展開される子供自転車教室の様々な事例から、子どもたちへの自転車教育がもたらす未来の社会像を考えるシンポジウムを開催します。

主 催:ウィーラースクールシンポジウム実行委員会
    ブラッキー中島隆章、栗村修、廣瀬佳正、山本雅道、絹代
協 力:NPO法人 自転車活用推進研究会・株式会社シマノ


日 程:8月19日(火) 午後6:00開場、6:30開始
会 場:OVE南青山 東京都港区南青山3-4-8 KDXレジデンス南青山 1F

パネリスト:パネリスト,ブラッキー中島,栗村修,廣瀬佳正,山本雅道,小林成基
 ブラッキー中島隆章ウィーラースクールジャパン代表)
 栗村 修宇都宮ブリッツェン テクニカルアドバイザー・Jsports解説者)
 廣瀬 佳正(宇都宮ブリッツェン ゼネラルマネージャー)
 山本 雅道(元ロード日本代表 バイシクルファクトリーヤマモト代表)
 小林 成基(NPO法人 自転車活用推進研究会 理事長)

進 行 : 絹 代(サイクルライフナビゲーター、自転車活用推進研究会理事)
参加費 : 無 料 / 事前登録制
定 員 : 50 名

購入方法

チケットは7月14日(月)から、PeaTixサイトにて申し込み開始。

お申し込みはこちらから

※申し込みには、PeaTix、Facebook、Twitter 、Google+などのアカウントが必要です。
※ご入場の際はPeaTixにて発行されるQRコードチケットをスマートフォン画面に表示するか、プリントアウトしたものを受付にご提示ください。(お忘れの場合はお名前を伺います)

電話でのお問い合わせ 0771-75-5055(ウィーラースクールジャパン事務局)
メールでのお問い合わせ こちら(ウィーラースクールジャパン事務局)


<タイムテーブル>
午後6:30 ~ 基調講演(約30分) :ブラッキー中島隆章
テーマ:「ひとりでも多くの子どもに自転車に乗る楽しみを。」
 ヨーロッパでの自転車教育の現状
 ウィーラースクールジャパンの活動について
 子どもへの教育の意義とそのゴール

  (休憩)

午後 7:10 ~ パネルディスカッション(約1時間)
テーマ「地域に根付く自転車教室の成果とその未来への可能性」
 各地で開催される子ども向け自転車教室の事例とその成果
 宇都宮ブリッツェンが担う自転車教室
 神奈川県藤沢市での自転車教室
 京都府南丹市美山町で行われる自然体験と自転車教室
 競技者の底辺拡大とその将来性を見据えた教育との連携 など

その後、質疑応答など


<子ども自転車教室の現場で見えてきたこと ブラッキー中島>
 ウィーラースクールを続けてきて早10年近く、特にこの7~8年というもの、自転車教育がもたらす社会への影響を実感することが多くなりました。
 わたしたちが目指すスクールは、当然、競技者の底辺拡大は目的の一つにあるかとは思いますが、全国で多くの子どもたちと向き合う中、今の日本の現状では、もっと底辺の教育が必要であるという事実を痛感することが多くあります。
 数多くの自転車教室というものを通じて気づくこと。それは、ただサイクルスポーツというものだけにとどまらせず、交通安全、市民生活、町の振興、都市計画、果ては、コミュニケーションの方法や親子の関係に至るなどなど、多岐に渡る未来への可能性です。わたしたちがこれまでの数万の子どもたちと接する中で経験したその情報を整理し、この機会にウィーラースクールという手法が持つ社会的な可能性を一人でも多くの人に知って欲しいと思います。