指導要領

第3章:スクール開催実務

3-9. 継続・コミュニティ化

【概要】

スクール終了後のフォローアップと、日常的な「場」の維持。

【目的】

一過性のイベントで終わらせず、自転車を地域の「日常(インフラ)」にし、子どもたちが帰ってこられるサードプレイス(第3の居場所)を作る。

【具体化の流れ】

フィードバック

終了後、保護者に「今日のお子さんはここが素晴らしかった」と具体的なエピソードを伝える。親の意識を変えることも指導の一部である。

定点開催

できれば「毎月第○日曜日」のように定期化する。

年間プログラム

春は基本練習、夏はショートツーリング、秋は運動会など、季節に応じた変化をつけることで、飽きずに通い続けられる仕組みを作る。

・反復は深化である

「毎回同じことの繰り返し」を恐れない。
子どもの身体感覚は日々成長しているため、同じ一本橋でも、彼らにとっては毎回新しい挑戦となる。
この反復の中にこそ、確かな技術と自信が蓄積される。

年間プログラムのアイデア

一年を通じて、体験することを季節ごとに替え、全体の構成に変化をもたせる。
これが継続性のあるスクール運営方法としては一番現実的である。

(参考資料)美山での年間プログラム例(2018年)

4/22(日) カリキュラムスクール vol.1
5/6(日) カリキュラムスクール vol.2
5/26(土) 特別プログラム:美山ロード安全講習会
6/23(土) カリキュラムスクール vol.3
7/29(日) サイクルグリーンツアーウィーラースクールと田舎遊び
8/26(日) 特別プログラム:夏のサイクリングチャレンジ
9/9(日) カリキュラムスクール vol.4
10/14(日) カリキュラムスクール vol.5
11/11(日) 特別プログラム:秋のスタンプラリー
12月23(日) 恒例お餅つき大会「メリーもちつきマス」 CYCLE SEEDS

基本的なカリキュラムの様子
基本動作がうまくなった段階でサイクリングを実践
多様な年齢が協力し合う体験をする
自転車の先にある楽しみを知る機会の創出も大切である
年間の最後には、自転車とは関係ない季節のイベントも組み込み、子どもたちが仲良くなっていく機会を与えることもできる
第3章:スクール開催実務