第三章 実践的プログラム
3-8 自由にコースづくり
スクールの中で子ども達に自発的に行動させるための手法として、彼らにコースづくりやアイデアだしと実践を任せるというタイミングを作る事が多い。
これは当初、スクールの時間中に少し飽きた子どもに、目先の違うことをやらせるためにコースづくりを手伝わせたところ、受講者ではなくスタッフ側の経験をすることで、結果、スクール全体に対するモチベーションがあがったことから始まったプログラムらしからぬ手法である。
例えば難しいコースを作って欲しい、などという依頼を彼らに投げかけ、希望者がそれを行う。たいていは最初のうちはかなり無茶苦茶に混乱するのだが、時間が経つごとに知らぬ間に秩序が生まれ、それなりになっていくから面白い。
進行
- 子どもの様子をよく見て、少し飽きた子どもに声を掛ける
- コースの制作や管理など、その子の特性に応じた依頼を投げかける
- 混乱してもしばらくは遠目に観察すること
カリキュラム いろいろな遊びネタ
第三章 実践的プログラム