第二章 具体的な実技編
2-6. プログラムの組み方
プログラムを構成する上での留意事項
スタッフの数
一人あたりの人数目安)によって行えるプログラムが変わるものもある
場所の広さ(並べるかどうかなど)
子どもたちは当然、自転車持って並ぶことになる。
限られたスペースしかない場合、自転車(1台あたり縦約2m)×人数分のスペース確保は必要
講習時間
体験型の場合、約1時間〜2時間(座学込み)
通常は余裕を持って3時間前後で行う。
プログラム構成の基準
年齢層
異年齢交流を基準に考えるおとが望ましいが、年齢層ごとにできることが違うため、全体の様子を見ながら調整する。
技術レベル
個々の技術レベルには差がある。その子のレベルを見極め、そのレベルに応じたプログラムや選択肢を提供する用意が必要。
自転車の数
・全員が自分の自転車を持参している場合
・一部しか持ってきていない場合(交代で体験)
・レンタルの場合(車種が特殊など)
様々なシチュエーションによって対応するやり方が変わってくる。
例えば交代しなくてはいけない場合、待ち時間の子たちが、モチベーションを切らさないようにするには、自転車に乗っていなくてもスクールに参加できるようなアイデアを盛り込む必要がある。(模擬スタッフになってもらうとか)
イベント対応
イベントの目的、質、場所、時間的制約、天候などによってもやることが大きく変わる。
イベントスタッフとの事前打ち合わせもかなり需要な要素を占める。
学校の場合
学校で行う場合、時間(時限設定)や場所(グラウンドもしくは体育館など)の制約を大きく受ける。このスクールの求めるべき姿と、学校の教育方針がそもそも違う場合もあり、事前の打ち合わせや内容の確認は必要だ。
スタッフの習熟度が増すと多人数対応が可能
子どもたちにも責任を与える工夫次第では、管理が簡易になる
どのような状況下においても、求めるべき方向性がぼやけないようにする
第二章 具体的な実技編